目的と目標の違いをご存じですか?

◎わかりやすい様に有名なエピソードをご紹介します。

中世のとある町の建築現場で三人の男がレンガを積んでいた。
そこを通りかかった人が、男たちに「何をしているのか?」とたずねた。

一人目の男は「レンガを積んでいる」と答えた。
二人目の男は「食うために働いているのさ」と言った。
三番目の男は明るく顔を上げてこう答えた、後世に残る町の大聖堂を造っているんだ!」と。

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このとき、三人の男たちにとって「目標」は共通である。
つまり、一日に何個のレンガを積むとか、工期までに自分の担当箇所を仕上げるとか。
しかし、「目的」は三人ともばらばらである。

一人目の男は、目的を持っていない。
二人目の男は、生活費を稼ぐのが目的である。
三番目の男は、歴史の一部に自分が関わり、世の役に立つことが目的となっている。

目標は他人から与えられることが十分ありえる。 しかし、目的は他人から与えられない。意味は自分で見出すものだからだ。

つまり、それを簡単に表せば、
目的=目標+意味

になります。

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