ワードプレスでビジネスサイトや会社のホームページを作る前にまず考えなければいけないのが、自分のビジネスの目的を明確にする事です。

趣味のサイトや備忘録的なホームページであればメモがわりにどんどん記事を載せていくだけでも良いかもしれませんが、ビジネスにつなげるというのが最終的な目的になってくるなら事前にそれを整理しておくとサイト構築がスムーズだと思います。

特に、ビジネスの初期の段階で個人事業主やフリーランスで働いている方や副業で何かしらのビジネスに取り組もうとされている方の相談をやコンサルをさせて頂いて良く聞くのが・・・

■会社勤めしても将来がないから、独立しました・・・
■給料があがらないから・・・・
■あと収入を5万円増やしたくて・・・

などの理由を言われる方が多いです。
収益の拡大やお金儲けを理由にされる事を否定はしないですし、ビジネスに取り組む以上常に利益は念頭においておくべき事です。
しかしながら、『お金儲けだけ』を目的にした場合にビジネスが長続きしないケースを今まで数多く見てきました。

独立したい!収入を増やしたい!という思いの先に自分がどんなサービスを提供したいのかを再確認してみましょう。

お金を得るためには価値の提供が必要になります。
あなたの提供した価値に対してお客様はお金を払うわけですから!!

あなたが提供出来るサービスをもう一度考えてみませんか?

ここでありがちなのが
・製品・サービスの紹介
・会社の情報公開
・自社設備の紹介
をサイトに掲載するパターンです。

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上記は、もちろん間違いではありませんし、掲載が必要な項目ですがここでお話しているのは
その先にあるものです。

自社の特徴をいくら書いてもホームページをみている人の興味を引く事はできません。

あなたのビジネスがお客様・クライアントにどう役にたてるのか?
それを書いていくのが重要です。

上記を掲載するのであれば
•自社の商品・サービスがどんな方を対象にしどう役にたてるのか?
•自社設備をつかいお客様にどう貢献できるのか?

ここで、アメリカ広告業界の第一人者ドルー・エリック・ホイットマンの言葉を贈ります。
『その商品が自分のために、何をしてくれるか、その商品が自分の生活をいかによりよく、より幸せに、
より満たされたものにするかということを消費者は気にかけている』

現代広告の心理技術101
P27ページより抜粋

上記をしっかり実践出来ていれば、下記のような事はおこらないはずです・・

企業のホームページにおいて陥りやすいのがこんなケースです。
①自社の製品・サービスを全て羅列して、結果として訪問者には非常にわかりにくくなってしますケース。
②極端に情報が少なく、ホームページを見てもその先のページを見ようと思わない・問い合わせをする気にならないケース。

インターネット上では星の数ほどホームページがあり、どの企業もいろいろ工夫しています。
なにも考えずに掲載しても価値のあるホームページにはなりません。

そのためにも目的をしっかりと再確認する必要があります。

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